デタプリオを利用する際の手順を説明しています。文章や図が多いですが、内容を理解して頂ければ効率よくサービスを進めていけるかと思います。
デタプリオのお申し込みをされる前に、あらかじめ以下4点の確認をお願いします。
印刷業者様にお渡しする画像データには必ず規格が設けられています。ここでいう規格とは「画像データの容量は5MBまで」「解像度は72dpi」など画像データの決まりごとを指します。なおこれらの規格を守らないと印刷物の申し込みが出来ない場合があります。
印刷業者様のホームページ(もしくは使用するソフトやアプリ)には必ず規格が明記されているので、書いている内容をそのまま当サービスにお伝えください。規格に沿った画像データを制作します。
デタプリオのへ申し込みはお申し込みフォームからのみ受け付けています。必要事項を送信後、当サービスから返信が届きましたら申し込み完了です。
申し込みが済みましたらログインページから画像データを送信してください。なおログインにはユーザー名(お申し込みの際にお客様が指定した英数字)とパスワード(当サービスが付与)が必要です。
画像データはすべてZIPファイルにまとめてから送信してください。なおZIPファイルに関しては下記のブログを参考にしてください。
ブログ:圧縮ファイル(ZIPファイル)の作り方
デタプリオはメールを利用してサービスを進めていきます。画像データの送受信をはじめ、デザインに対するご要望やサービスに対するご質問もメールでお伝えください。
デタプリオは以下4つの手順を踏まえサービスを進めていきます。ポイントとしては「 2. サンプルデータの作成 」と「 3. データのチェック 」を交互に繰り返しながら、お客様のご要望に沿った画像データを仕上げていく点です。
1. データの送信
デタプリオの申し込みが完了しましたら、ログインページから画像データを送信してください。同時に画像データに反映させたいデザインのご要望もお伝えください。
2. サンプルデータの作成
お客様からお預かりした画像データとご要望をもとにサンプルデータ(レタッチを加えた画像データ)を作成します。サンプルデータ完成後、お客様にメールで送信します。
3. データのチェック
サンプルデータをご確認の上、さらにご要望をメールでお伝えください。画像データの追加や差し替えも可能です。
(「 2. サンプルデータの作成 」に戻る)
4. 完 成
お客様のご要望に沿った画像データが出来上がりました。完成した画像データを印刷業者様にお渡しください。
デタプリオはお客様と複数回打ち合わせを行いながら、データを作成していくことが前提です。そのため最初に作成されるサンプルデータは大まかなレタッチを加えた画像データとなります。その後お客様のご要望を取り入れながら細 部を調整していきます。
制作途中のサンプルデータにはすべて透かしを入れさせて頂きます。サービスがすべて完了しましたら、透かしなしの画像データをお客様に送信します。画像データをお受け取り後、料金のお支払いの手順にお移り下さい。
デタプリオはお客様とメールでサービスを進めていきます。当然お客様は画像データに反映させたいデザインを言葉(=文章)で伝えなければなりません。そうなるとサービスの性質上、問題が発生します。
結果的にお客様のご要望に沿った印刷物(画像データ)が制作できない可能性がある
例えばお客様がある美容院を初めて利用すると仮定します。そこで美容師さんに希望のパーマの種類や染めてほしい髪の色あいを言葉だけで伝えられますか?上手く伝えられているつもりでも美容師さんと同じイメージを共有できていますか?
デタプリオも同様です。
「写真をオシャレにしてほしい」
「Aの写真の隣にBとCの写真をレイアウトしてほしい」
「文字の色を灰色っぽくしてほしい」
などといったご要望だけでは、お客様のイメージを十分に把握できず、画像データの制作に支障が生じてしまいます。
では言葉で伝えるのが難しいならどうするか?簡単です、見本があればいいのです。もっと具体的に言いますと見本となる画像をお互いに共有すれば解決します。
先ほどの美容室の例であれば、美容師さんはカットモデルが写った雑誌や髪のサンプルをお客様にお見せするはずです。そうすることでお客様とイメージを共有し、ご希望のヘアスタイルに近づけることができます。
デタプリオでも同じように見本となる画像をお互いに共有すれば、それに沿った画像データを制作することができます。
元の画像データ
見本となる画像データ
見本を参考にしてレタッチした画像データ
デタプリオがお客様のご要望に沿うような見本を提案・紹介することはありません。見本となる画像はお客様ご自身でお探しの上、ご指定下さい。
デタプリオは著作権を侵害する画像データの送信をお断りしています。そのため以下のような画像データの送信は出来ません。
著作権や肖像権を確認できない「ネットで拾った画像」はほぼご利用できませんのでご注意ください。
上記した通り、デタプリオで使用できる見本は「お客様自身で指定する」「著作権を遵守する」ことが前提です。そこでこの2つのルールを守った上で、見本を共有する方法を3つ紹介します。
当サイトのギャラリーでは様々なレタッチを紹介しています。もし見本にしたいレタッチがあれば、ギャラリーで紹介している画像の名前とレタッチの名称をセットにしてお伝えください。なお画像の名前は画像の上でマウスポインタを合わせると確認できます。
※ ギャラリーの画像は今後も更新して増やしていきます。
webサイト上にある画像を共有します。もしwebサイトに見本にしたい画像があれば画像が掲載されているページのURLとその画像のURLをセットにしてお知らせください。なお画像のURLは画像の上で「右クリック」→「画像のURLをコピー」で取得できます。
( 画像データそのものを送信することは著作権の違反にあたりますが、URLを送信することはなんら違法性はありません。)
※ 参考にできるのはあくまでもデザインを構成する要素のみ(レタッチやレイアウト、構図や配色など)です。デザイン全体を模倣する行為はお断りする場合がありますのでご了承ください。
…と言いましてもなかなか見本になるwebサイトが見つからないと思いますので参考になる画像共有サイトを紹介します。検索欄に英 語(下記参考)でキーワード検索をすると便利です。
印刷物の名称
デザイン関連の用語
文字関連の用語
お客様自身で描かれたスケッチを見本として共有します。ラフで構いませんので用紙に完成イメージを描いた上で、画像データにして送信してください。(スケッチした用紙はスキャン、もしくはカメラで撮影してデータ化してください。)
料金制度でも詳しく説明しますが、一回目のサンプルデータを制作した際にお客様にサービスをこのまま継続するかお尋ねします。
つまりお客様の立場から説明すると、一回目のサンプルデータの仕上がりを確認してからサービスを継続する/しないの判断を決定できます。もし仮にこの段階でサービスを継続しない判断をされても料金等は一切発生しません。言いかえると一回目のサンプルデータの制作は無 料です。
ただし「02 制作手順」でも説明していますが、デタプリオはお客様と複数回打ち合わせを行いながら、データを作成していくことが前提です。そのため一回目に制作するサンプルデータは大まかなレタッチになりますのでご了承ください。